ノアコンツェルの医療・介護システム
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Q&A

施設様 Question

薬局様 Question

Answer

 誤薬とはどういう問題なのですか?

 施設のスタッフが利用者様にお薬を渡し間違えたり、渡し忘れたりしてしまうことで、利用者様の健康を脅かしてしまう問題です。
 平成30年度の札幌市の統計によると、介護サービス事業者で発生した事故のなかでは、誤薬が最も多く、全体の44%を占めています。誤薬による死亡事故も発生しており、大きな社会問題となっています。
 また、誤薬による重大な健康被害を一度起こしてしまうと、その施設の信用を取り戻すことは非常に困難になります。
 利用者様の健康を守るためだけではなく、施設とそこで働くスタッフを守るためにも、誤薬を防ぐための取り組みが重要になっています。

平成30年度の札幌市の統計では
「誤薬」が介護事故全体の44%を占める

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 服やっくんはどのようにして誤薬を防ぐのですか?

 施設のスタッフが利用者様にお薬をお渡しする際に、モバイル端末を使い3種類のQRコードを読み込むことで、 人違い・日時違い・二重投薬がないかをチェックし、お薬の渡し間違いを防ぎます
 また、①パソコンで服薬状況を確認、②モバイル端末で未服薬のリストを確認、③飲み忘れをお知らせするメール、これら3つの機能によりお薬の渡し忘れも防ぐことができます。

【参考】服やっくん利用の流れ(PDF)

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 お薬を目視で確認したほうが早くはないですか?

 目視での確認は、慎重に行っても見間違いや見落としが起きる可能性がありますが、服やっくんを導入すると、一人のスタッフとモバイル端末一台で確実な服薬チェックが行えます。
 これまで、お薬を複数人で確認していたり、複数回のチェックを行っていた施設は、服やっくんによって業務効率化を図ることができます。

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 服やっくんを利用するにはどのような機器が必要ですか?

 スマートフォンやタブレットなどのモバイル端末、Windows10が動作するパソコン、A4サイズの印刷が行えるプリンターが必要になります。
 これらの機器は、基本的に現在お使いの物で利用することができますので、最小限の費用負担でご利用いただけます。
 なお、選択されるプランによってはQRコードスキャナーが必要になります。
 各必要機器の推奨スペックなどの詳細は、弊社にお問い合わせください。

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 服薬チェックに必要な3種類のQRコードとは何ですか?

 誰に対して、誰が、どのお薬をお渡しするのかをチェックするために 「①利用者様用・②スタッフ用・③薬袋用」の3つのQRコードを使って服薬チェックを行います。

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 QRコードを用意するのに手間はかかりませんか?

 利用者様用とスタッフ用のQRコードは、パソコンとプリンターで簡単に印刷いただけます。 なお、市販されているラベル用紙をご利用いただくことでシールとして簡単に発行いただけます。
 また、お薬用のQRコードは、お取引先の薬局にご協力いただければ、分包機(お薬を包む機械)の機能を活用し、 薬袋にQRコードを印字していただくことが可能になるので、施設での手間はかかりません。

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 利用者のQRコードはどこに貼りますか?

 利用者様用のQRコードは、食事の席が決まっている施設だと食卓の隅やイスなどに、席が決まっていなければ食札や利用者様の杖・車いすなど、 利用者様のご事情に合わせたところに貼っていただいています。
 また、起床薬・就寝薬の対応のために、居室やベッドサイドにも複数QRコードをご用意いただいている場合もあります。

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 スタッフのQRコードはどこに貼りますか?

 ネームプレート、名札、社員証などに貼っていただいていることが多いのですが、名札等を首にかけることが難しい施設では、 QRコードを印字したカードをラミネートしてポケットに携行するなど、業務の邪魔にならないところにご用意いただいております。

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 取引薬局がお薬のQR印字に対応していない場合は?

 お取引薬局でお使いの分包機の型番を弊社にお問い合わせいただければ、その分包機がQRコード印字に対応しているかを確認することができます。
 薬局の分包機がQRコード印字に非対応な場合は、パソコンとプリンターで、お薬用のQRコードを印字し、薬袋にラベル貼りする運用も可能です。

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 デイサービスやショートステイでも服やっくんを使えますか?

 ご利用いただけます。デイサービスやショートステイでは、利用者様の持ち込み薬が多く、薬局でのQRコード印字は難しいと思われますので、 お薬にQRコードのラベルを貼って運用いただくことができます。
 ラベルを貼るのが手間であれば、薬袋が入るクリアケースなどを利用者様ごとに用意していただき、 繰り返しチェックができるラベルを貼るなどの運用方法もご提案しておりますので、 詳しくは弊社にお問い合わせください。

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 Wi-Fi環境がなくても服やっくんは使えますか?

 ご利用いただけます。4Gなどの通常のモバイル通信でお使いいただけます(通信料はお客様ご負担になります)。

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 服やっくん利用に推奨のモバイル端末はありますか?

 カメラ機能のあるAndroidのスマートフォンやタブレット、iPhone、iPad、iPodtouchなどでご利用いただけます。なお、OSは、Android8.0、iOS10以上のご利用を推奨しています。
 詳しくは弊社にお問い合わせください。

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 取引施設が服やっくんを導入する場合、薬局は何をすればよいですか?

 お取引施設の利用者の薬袋に、服やっくん対応のQRコードが印字できるよう、分包機の設定をお願いします。
 ※選択されるプランと施設との打合せ次第で、他の作業もございます。 詳しくは弊社にお問い合わせください。

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 分包機でQRコードを印字するためにはどうしたらよいですか?

 まずは、お使いの分包機が服やっくんで利用するQRコードの印字に対応しているかを弊社または分包機メーカーにお問い合わせください。
 対応している場合は、分包機メーカーに分包機の設定を変更をしていただくと、薬袋にQRコードが印字できるようになります。
 なお、分包機の設定を行う前に、弊社にご連絡をいただけますとよりスムーズに導入いただけます。

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 服やっくんは薬局にとってどのようなメリットがありますか?

 利用者様の施設での服薬状況がリアルタイムで確認できます。
 また、各利用者様の各用法のお薬がいつまであるのかを確認できるので、お薬管理の参考にすることができます。

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 服薬予定の登録とは何ですか?

 施設でお薬のお渡し忘れを防ぐために、各利用者様にどの用法のお薬がいつまで処方されているかを服やっくんに登録することです。
 その情報をもとに、施設のスタッフがお薬のお渡し忘れの通知を受けたり、服薬スケジュールを事前に確認したりすることができます。
 しかし、選択されるプランによっては、服薬予定の登録は不要ですので、 詳しくは弊社にお問い合わせください。

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 どうやって服薬予定を登録するのですか?

 パソコンで簡単に予定登録がでますが、QRスキャナーを使うとより効率的に登録いただけます。
 QRスキャナーを使うと、各用法の最初の日付と最後の日付の薬袋のQRコードを読み込むだけで簡単に登録ができます。 また、異なる利用者様のお薬、異なる用法のお薬を続けて読み込んで登録することができますので、手間はかかりません。
 ※薬局での服薬予定登録は、選択されるプランと施設との打合せ次第で必要となる作業です。 詳しくは弊社にお問い合わせください。

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